2021年、平和と文化の向上を目指す世界教団として、あらためて社会に対する自らの存在意義、活動理念、行動規範を明示すべく、「SGI憲章」を改訂し、「創価学会社会憲章」を制定しました。
我ら、全世界の創価学会の各組織及び会員は、仏法の生命尊厳観を基調に平和・文化・教育に貢献するとの目的と使命を共有する。
今日、人類はいくつもの複合的な危機に直面している。人類が生存し発展しゆくためには、我々人間はあらゆる生命と密接な関係にあるとの自覚のもとで結束し、協力すべきである。それには全ての人の貢献が必要であり、また誰一人置き去りにされてはならない。
日蓮仏法は、我々一人一人が智慧、勇気、慈悲という無限の可能性を、日々の生活の中に発現しゆく方途を示している。ゆえに我々が目指すべきは、未来の世代のために、人類が直面する難題に果敢に挑戦し、より公正で持続可能な世界を構築しゆく人材の育成である。
我ら、創価学会は、「世界市民の理念」「積極的寛容の精神」「人間の尊厳の尊重」を高く掲げる。そして、非暴力と “平和の文化”に立脚し、人類が直面する脅威に挑みゆくことを決意して、ここに以下の「目的及び行動規範」を確認し、本憲章を制定する。
2021年11月18日